無事終了しました!


東北、宮城県気仙沼のクリスマスイルミネーションプロジェクト! ONE-LINE実行委員長の宮井でございます。

我々の二年目のチャレンジが終わりの時を告げました。
様々な苦難を乗り越え、諦めずに灯した温かいヒカリ。

片付けが終わり、真っ暗になった気仙沼湾を見つめながら、『ヒカリ』が我々に勇気や希望を与えてくれる存在であることを改めて実感致しました。
それは同時に、被災地に住む我々の日常が非日常であることを改めて認識する機会でもありました。

普通にあったはずの家の明かり、街灯、様々なヒカリを失っている現実。

時が過ぎるに連れて薄れゆく痛み。

不便さが気付けば、普通に・・・

人間は慣れに負けてしまうものなのかもしれません。
だからこそ、我々はそれに抗う為に未来を担うこども達に笑顔の花を咲かせよう、こども達に夢を抱かせなければならない大人にもう一度夢を持ってもらおうとチャレンジし続けているのです。

我々に今必要なものは、寄り添う優しさと突き抜ける強さだと私は考えております。

様々な想いが去来する中で、私の心には『本当にやって良かった』その言葉しか見つけることが出来ませんでした。

ONE-LINEをご覧頂いた皆様には、どう感じられたでしょうか。
是非ともお一人でも多くの方のご感想をお聞かせ頂ければ幸いです。

本プロジェクトは、原宿表参道欅会様を始めとする協賛企業の皆様、READY FOR?にご協力頂いた全国の皆様、本当に数多くの方々にお支え頂いた賜物でありました。今年も皆様のお気持ちが我々の支えとなり、そして温かいヒカリとなりました。此の場をお借りして改めて心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

また我がまち気仙沼でONE-LINE公式イメージソング『未来へ』を披露して下さったMay J.様に於かれましては、発災以降我々に寄り添って下さっていることに心より敬意と感謝を申し上げさせて頂きます。

お陰様で地域住民の皆様からは、絶賛の声を多数頂戴することが出来ました。多くの方から『ありがとう』というお言葉を頂戴したことが、我々にとって何よりの励みと歓喜となりました。

前回に比べ、格段にスケールアップを遂げたONE-LINEでありますが、我々は未来を見据えて歩みを続けて参ります。今年よりも来年、来年よりも再来年・・・ 少しでも上を目指していくことが我がまち気仙沼の未来を明るく照らす源になると確信しております。復興という言葉に対して現実味を感じられない今こそ『突き動かす』ことが必要不可欠なのではないでしょうか。

皆様方に於かれましては、今後とも我々に寄り添って頂きますよう心よりお願い申し上げます。無理を為さらず、我々を忘れず、心を寄せて頂ければ幸いです。我々も皆様のお気持ちにお応え出来ますよう精一杯努めさせて頂きます。

結びとなりますが、ONE-LINEが皆様の心をひとつにし、同じ道を歩む指針となることをお約束致しまして私からの挨拶に代えさせて頂きます。

共に

ONE-LINE実行委員会 実行委員長 宮井 和夫

ONE-LINE 2013 ~気仙沼クリスマスイルミネーションプロジェクト~

photo by  Sada Sato

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